スポンサーリンク

【ジムニーシエラ(JB74)】エアコンがカビ臭い!?エバポレーターを洗浄しよう

JIMNY
記事内に広告が含まれています。

新型のジムニーシエラ(JB74)に乗り始めて4年目。エアコンを使うと車内に悪臭が充満するようになってしまいました。

洗濯物の生渇き臭に酸っぱいニオイを加えたような異臭。だんだん悪化し、しまいには空調を使わなくても車内に充満する始末。これはヤバい・・・。

そんなわけで、エアコン内部のエバポレーターの洗浄を実施。すると嘘のようにニオイが消えたので、掃除の仕方をまとめてみました。

“クサイ”が消えるってスッキリしますよね。

スポンサーリンク

ジムニーシエラ(JB74)のエバポレーターを洗浄して悪臭を取り除く

ジムニーのエアコンから悪臭。その原因はいくつか考えられるものの、一般的にはエアコン内部の「エバポレーター」と呼ぶ部分に発生したカビ菌が原因であることが多いようです。

ぼくのケースで言うと、ニオイの元をなかなか特定できずにモヤモヤしていましたが、「可能性の高い部分に手当てを」と思い、エバポレーター洗浄をDIYしたところ、見事に悪臭が消えました!

やり方は以下の動画で解説してます。

動画で説明されてる手順を要約すると以下。

  1. 準備 [01:12]: エアゾール缶の組み立て方、ノズルの取り付け方、付属の消臭剤の準備
  2. 分解 [02:21]: グローブボックスとエアコンフィルターを取り外し
  3. ノズルの挿入 [02:56]: エアコンフィルターがあった場所からノズルをエバポレーターのファン手前まで差し込む。
  4. 噴射前の設定 [03:56]: エンジンをかけ、ACをオフにし、風量を最大、上半身への吹き出し、内気循環に設定し、全てのエアコン吹き出し口を全開に。
  5. 噴射 [04:20]: エアゾール缶を立てたまま、ボタンを押して液剤を噴射します。3分間出しっぱなしにして使い切る [04:41]。
  6. 洗浄と放置 [05:08]: 噴射終了後、ACをオンにし、エバポレーターを作動させて5分ほど放置し、洗剤と水で内部を洗浄。
  7. 復旧 [05:41]: エアコンフィルターとグローブボックスを元に戻し、消臭剤を設置。

文字にするとゴチャゴチャして難しく感じるかもしれませんが、映像で見れば簡単なDIYです。工具とかも要りませんしね。

以降では上記の動画を深掘りして、エバポレーター洗浄の手順を説明していきます。

エバポレーター洗浄で使うアイテム

タクティのドライブジョイ(クイックエバポレータークリーナー)を、今回は使います。

あまり聞きなれないブランドだと思い調べてみるとトヨタの系列会社で、業務用のカーメンテナンス用品を取り扱い、一般消費者の目にはあまり触れないようです。(近所のカー用品店でも売ってませんでした)

正直、半信半疑ではあるものの、カーメンテナンス系の情報発信者の間でも広く紹介されている製品のようですし、ニオイの除去はドライブジョイにお任せしてみましょう!

ちなみに洗浄後、エアコンを使うと強いフローラル香が充満します。数日で消えますが、強い香り苦手な人は留意しておいてください。

掃除の手順

ここからはエバポレータークリーナーを使った掃除の手順を説明。

クリーナーのセットアップ

クイックエバポレータークリーナーを開封し、ノズルとホルダーを取り付け、消臭剤を組み立てておきます。

分解

グローブボックスとエアコンフィルターを取り外します。

グローブボックスは外しづらいので、以下動画を参考にしてください。

クリーナー設置しノズルを取り回す

クリーナーの缶は横にせず立てたままで使う。フロアマットの安定した場所に置く。

ホルダーは両面テープを使って助手席グリップに貼り付ける。

ノズルの長さを調整し、エアコンフィルターの中に届くように取り回しておく。

ノズルの挿入

ノズルの先端を、エアコン内部の、エバポレーター手前のファンまで引き込む必要があります。(ファンの真ん中に噴射できるように)

なので、フィルターの上部の通風口からノズルを挿入し、中を通してファンの位置まで落とします。

微調整は、フィルターが入っていた穴に手を突っ込んでやると良いです。

ノズルを入れすぎてもファンに当たるからダメで、手前すぎても抜けてしまうから良くありません。

噴射前にエアコン設定

エンジンをかけ、ACをオフにし、風量を最大、上半身への吹き出し、内気循環に設定し、全てのエアコン吹き出し口を全開にします。

エアコン設定
  • A/Cオフ
  • 風量最大
  • 吹き出しは上半身のみ
  • 内記循環
  • エアコン吹き出し口を全て全開に

噴射

エアゾール缶を立てたまま、ボタンを押す。この時、ボタン押しながら缶を右んい150度くらい回転させると、噴射したままロックすることができます。

そのまま、3分間出しっぱなしにして使い切ります。

洗浄(A/C入れて放置)

3分ほど待って噴射終了を確認したら、ACをオンにし、エバポレーターを作動させて5分ほど放置し、洗剤と水で内部を洗浄します。

エアコン設定
  • A/CをONする

A/Cをオンにするとすぐに車外に水が出てきます。

出てきた水を確認すると、汚れてはいないものの、白く濁って洗剤が混じっていることが伺えます。ちゃんと洗えてるっぽい!

片付け

準備の時にはずしたエアコンフィルターとグローブボックスを元に戻します。

その際、グローブボックスの裏に消臭剤を設置します。

使い切ったエアゾール缶は

悪臭の原因

エアコン内部のエバポレーターに繁殖した雑菌が、悪臭の原因。「カビ」がニオイの根本原因であることが多いようです。まさに今回のぼくのケース。

実は、前フリとしてエアコンのドレンホースのトラブルで助手席が水浸しになったことがありまして、そのようなトラブルがカビ菌の温床になってしまったのだと思います。

カーエアコンとカビの関係を調べると、なかなか興味深い研究結果が公開されているので、また別の機会にでも取り上げてみたいと思います。

エアコンのフィルターやエバポレーターは汚れが蓄積しやすく、カビ菌は“汚れ”を栄養に増えまくります。さらにエバポレーターは水分が付着しやすい構造のため、雑菌の温床となることが多いようです。増えた雑菌がエアコンによって車内へとバラまかれれば、エアコンだけでなく車内全体が不潔なエリアとなりかねません。

カビは健康への悪影響もあるので、単にクサイからマズイというだけにあらず。(そういえば、ぼくも悪臭の車内で頭痛くなったり気持ち悪くなったりしたような・・・・。)

エバポレーター洗浄は一度やれば永遠にOKではなく、定期的に、例えば1年おきに実施すれば、カビの大繁殖を防ぎ快適なカーライフを過ごすことができるでしょう。

JIMNY
スポンサーリンク
kentaro.blogをフォローする
スポンサーリンク